宣伝や連絡先の記載として使用できる
イメージシートは、主に工事現場で、養生の上から設置するものです。そして、どういった工事をしているのかを記したり、工事が終わった後に営業を始める建物の宣伝をしたりします。イメージシートは絶対に必要というわけではなく、なくても工事自体は問題なく進みます。しかし、工事をしているところは、いったいどのような工事なのか、完了したらどのような建物が仕上がっているのかが気になる人は多いです。そのため、イメージシートを取り付けておくと、高い宣伝効果が期待できます。
ターポリン素材が基本
イメージシートは基本的に、工事が完了するまで取り付けたままにします。そのため、雨風に強くなければならず、ターポリンという素材が使用される場合が多いです。ターポリンはポリエステルでできた布に、ビニール樹脂を混ぜ合わせた生地で、ビニールが水分や水を弾くため、汚れにくいです。また、ビニールが布の耐久性を高めるため、破れにくいという特徴があります。したがって、全てのイメージシートがそうというわけではありませんが、ターポリン素材が使用されることが多いです。ただ、ターポリン素材は空気を通しにくいので、風を受けると大きく膨らんでしまいます。そのため、空気の通り道のためにスリットを入れたり、メッシュ加工を施したりしているイメージシートもあります。